収獲感謝祭やりました

昨日、「収獲感謝祭」と称した、この冬に獲れたイノシシやシカの肉を猟師ほか一般の人も巻き込んで、みんなでいただく会を行いました。

私は平成17年に猟師になり、当初からこのようなことをやり始めました。最初はごく少数で、「収獲感謝祭」という名もなかったのですが、年々参加者も増え、4回目からは「収獲祭」の名を冠し、5回目に「収獲感謝祭」となり、第6回目の今回は50人を超えました。常連もいれば、初めての人もいます。猟師は最初私だけでしたが、今回は「とりあえず猟師?」も含めると10名(うちベテランの先輩2名)いました。


場所も自宅前で行っていたのですが、今回は多数参加を見込んで、近くにある「渓流の里」という施設を特別にお借りしました。

「しし汁」ののぼりをみて、「渓流の里」に遊びに来ていたお兄さん3人が「売っていただけないですか」とやってきました。天気はよかったですが肌寒く、のぼりを見つけてきたとのこと。幸いしし汁はたっぷりあったので、そのグループ6名分「お金はええよ」とふるまってあげました。それをきっかけに「渓流の里」に遊びに来ていたお客さん全員にしし汁を無料サービス皆さんに喜んでいただきました。

今回は、いつもより規模も大きくなり、準備や後片付けも大変でしたが、狩猟や有害駆除で捕獲した動物を単に殺処分するのではなく、こうやって多くの皆さんで食べてもらう。それも変な哲学的な考えや道徳観ではなくて、自然に楽しくやるというのがよいのです。来年以降は実行委員会を結成して、もっと規模を大きくしたいなとも思っています。みなさんよろしくね。